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ルーツ。

少しずつヨガの事も記述していこうと思います。

今日は世界最古の聖典とも言われる「ヴェーダ」を絡めながら・・・★

日記に綴るのは一生かかっても無理だろうなぁ・・・

しかしヨガを実践していくならば
少しでも知っておきたいルーツ的存在の一つ。


その「ヴェーダ」とは
「ヴィッド」という「知る」動詞からきた言葉で
「知識」「智慧」を意味します。

ここでいう知識とはアーリア人の行ったヴェーダ祭祀や礼儀に関する知識のことです。

正しい行動に関する道徳律や知識体系を示し、人が生まれて死ぬまでの義務や権利、なすべきことと責任を記述しています。


かなり膨大な量のため、VYASAが4つの分類に編纂しました。

・リグヴェーダ

・ヤジュル・ヴェーダ

・サーマ・ヴェーダ

・アタルヴァ・ヴェーダ


それぞれの内容は千差万別ですが、ヴェーダの肝要な教えは全て同じであるようです。
儀式の行い方、崇拝様式、探求の結果得られるものは、人生の目的を達成することを助けるというもの。



特に初期のヴェーダ宗教はおもに自然や自然現象を神格化したものを対象とし
祈願するのが主流でした。

太陽のもつ様々な面を神格化したス-リヤをはじめとする太陽神

暴風雨を神格化したインドラ神

近くに流れる河川の女神サラスヴァティー

火の神アグニ

雨・水の神アーパス

大地の神プリティヴィー


ヴェーダにはそれぞれの神に序列やランク付けはなく祭式の対象となって招かれました。

日本の神道などにもたくさんの共通したものがあり
ヴェーダから学ぶ自然の統一論のようなものが少し垣間見えるような気がします。



ここからヴェーダ・ヴェーダ中期・後期となりウパニシャッド等の流れを経て
いろんな思想が繰り広げられます。

海は地に流れ河となり、またいくつもの川になり
そしてまた海にへと戻っていく・・・。

川はやっぱり海の一部にすぎないのであって。

きっと統一理論となるものが
もっともっと大切なものを思い出させてくれるに違いない。

「絶対」というものは対するものがないというもの。


いわば究極。点。それ。

どこに居たって目的地はただ一つ。

一瞬一瞬いろんな角度からの旅があり
だから今日も私はヨガをするのです。


うみはひろいな
おおきいな
つきはのぼるし
ひはすずむ

うみにおふねを
うかばせて
いってみたいな
よそのくに


私もこんな風に伝えられるようになりたいわー(笑)
by shri-yoga | 2009-07-06 14:10 | ヨガのこと

あやこのブログ。


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